真壁の古い町並み
真壁の町並み
真壁の町割りは、戦国時代末期の真壁氏時代に形づくられ、江戸時代初期の浅野氏時代に完成したといわれています。その時代からほとんど変わらない町割りの中に、蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。
・おみやげ
・真壁の宿
・真壁伝承館(歴史資料館)
真壁は江戸時代から明治・大正にかけて、この地方の文化・産業の中心地として栄え、隆盛を誇った商家の人たちが次々と蔵や門などを建てました。市街地には、300余棟の見世蔵・土蔵・門などがあります。
平成22年6月29日には、この真壁地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
全国で87地区目、関東地方では4地区目、県内では初となります。
お祭り
・真壁のひなまつり 2/4~3/3
・真壁神武祭(まかべじんむさい)4月上旬
・真壁祗園祭 7/23~7/26
・かったて祭 8/31
真壁の歴史
真壁の町並みは、真壁氏が戦国時代末期に整備した城下町に起源を持ちます。関ヶ原の合戦後、この地を治めていた真壁氏は秋田に移動し、江戸初期の1606年に浅野長政が真壁に入りました。真壁の町割りは、長政とその子・長重によって完成されたといわれています。いまから約400年前のことです。
江戸時代の真壁は、大阪や奈良、岡崎から木綿を仕入れて月12回の市を開き、会津や米沢など東北の商人を集める木綿流通の拠点として、さらに周辺地域の物産が集散する在郷町(ざいごうまち)として繁栄しました。
明治時代に入ると製糸工場が建設されるとともに、新たな産業として石材業(真壁石)も興りました。その間、町割りはほとんど変わることなく、江戸末期から昭和前期にかけて伝統的な造りの建築物が建てられ、バラエティに富んだ町並みが形成されました。
歴史スポット
・真壁伝承館(歴史資料館)
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