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神武遥拝殿の例祭です。
昔(30年くらい前まで)は露店や植木市が立ち並びサーカスなども来てたいへんな賑わいでした。その面影はなくなりましたが、真壁に春の訪れを告げる大切なお祭りです。ぜひ、お参りください。
<神武天皇遥拝殿について>
明治14年、真壁町では町の発展と町民安寧幸福の守護として、神武天皇遥拝殿が、当時戸長であった猪瀬準太郎を中心として創建された。当時より四月三日、四日には「神武天皇祭」が斎行されてきた。創建当時より真壁町が維持管理を行ってきたが、戦後六町内にその役が移行。
平成元年に改築され現在に至る。
神武天皇(じんむてんのう)は日本の初代天皇とされる神話・伝説上の人物で、日本書紀では「神日本磐余彦天皇(かんやまといわれひこのすめらみこと)」古事記では「神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)」と記されている。
この「いわれ」は現在の奈良県桜井市中部から橿原市東南部の一帯の地名のことであり、この地は神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされる場所である。
1890年(明治23年)民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇によって、橿原神宮が創建された。
橿原神宮では紀元祭が建国記念日である2月11日に神武天皇祭が4月3日に斎行される。それにあわせて奉祝行事「春の神武祭」が直近の週末に行われている。この日は神武天皇が崩御された日で、真壁町でも同日に斎行されていることは大きな意味を持つと言える。
遥拝殿という一般に聞きなれない言葉は、「遥か彼方から拝む為の建物」という意味がある。真壁の場合、橿原神宮はもとより氏神である五所駒瀧神社とその主祭神武甕槌神が祀られる鹿島神宮を拝む為の遥拝殿として人々に親しまれている。
イメージの湧きにくい神武天皇ではあるが、その姿には必ず八咫烏(やたがらす、やたのからす)が共に描かれている。
神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされた「三本足のカラスがそれで、日本サッカー協会のシンボルマークとの説明が加われば現代人にも理解しやすいかもしれない。
神武天皇遥拝殿改築の記、ウィキペディア他参照。
開催地 | 神武遥拝所及び周辺(真壁伝承館(桜川市真壁町真壁198)の北側) |
お問合せ | 五所駒瀧神社 ☎0296-55-1487 |
アクセス |
○JR水戸線岩瀬駅(タクシーで20分) |
開催日 | 4月上旬 |
駐車場 | 高上町駐車場(桜川市真壁町真壁279-1) |
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